オススメの牧草選択基準法

基本は1番刈チモシーを試そう

牧草の選択基準としては「1番刈チモシー」を選択するのがマストです。
ウサギなどの草食動物に必要な栄養素としても大事ですが、なにより健康に欠かせない腸内環境のために”繊維質”が大事だからです。

繊維質は腸の働きを活発にさせるのに欠かせません。
草食動物の消化器は肉食動物と比べて数倍の長さがあり植物を消化します。
植物を消化するのには時間がかかるため草食動物の消化器は常に活発に働き続けなければいけません。また、毛づくろいの動作で腸内に入った毛を安全に排出するためにも消化器が活発に働いている事が健康のために重要です。

消化器を活発にするために”繊維質”が野菜などよりも多いチモシー。
チモシーの中でも繊維質の豊富な “競走馬品質の1番刈チモシー” が選択基準として初めに試して欲しい理由です。

エクレベの競走馬プレミアム加工牧草の中で取り扱っている1番刈チモシーには、
「シングルプレス=固くしっかり=繊維質含有量が最も多い」
「ソフトプレス=シングルよりも柔らかい=シングルより繊維質が少ない」
という、2種類の種類があります。

■購入先
PASTURE PREMIUM / アレルギーのもとになる、牧草の粉を抑えた王様チモシー
PASTURE PREMIUM FEEL / スッキリ快腸。繊維質が豊富な1番刈チモシーソフト

1番刈をあまり食べてくれない場合は2番刈チモシーまたはミックス牧草がオススメ

1番刈チモシーを食べてくれない場合は、2番刈チモシーまたは混合されたミックス牧草を検討してみましょう。
2番刈チモシーは2回目に刈取りしたチモシーなので1番刈より栄養素が少ないのですが、チモシーを食べることが重要ですので2番刈を選択するのが良いです。

「1番刈チモシーより茎・葉・穂が小さい牧草です」

もし1番刈りの茎を残すことが多かったり、太いから食べにくいのかなと思ったのであれば検討してみましょう。
とはいっても、一概に2番刈りではなく、2番刈チモシーにも種類があり「香り」「固さ」「栄養価」が異なるので色々ためすのが良いでしょう。

エクレベの競走馬プレミアム加工牧草の中で取り扱っている2番刈チモシーには、
シングルプレスとソフトプレスの2種類ありますがシングルプレスの方をオススメします。2番刈チモシーは栄養価や繊維質が少ないので、シングルプレス以外は「更に繊維質が減ってしまいます」ですので、まずはシングルプレスの2番刈を選択しましょう。

■購入先
PASTURE PREMIUM 2ND / アレルギーのもとになる、牧草の粉を抑えた2番刈チモシー

2番刈より1番刈を食べてほしいな~。と思ったら迷わずミックス牧草がオススメです。
繊維質の豊富な1番刈チモシーと”チモシーよりも嗜好性の高いアルファルファ牧草”を混合した商品です。鮮度が高くシングルプレスのアルファルファを使用しているので混合にも適しており、アルファルファの香りにつられてチモシーの嗜好性もアップしてます。
1番刈チモシーとプレミアムアルファルファの使用ですので健康に欠かせない繊維質を多く含んでおり、
また、栄養価が高いアルファルファの量もロット毎に調整しているので過剰栄養のリスクも抑えてます。

ご愛用者様の多くがこれで1番刈チモシーを食べてくれるようになった。魔法の様なチモシーだ!と口コミを頂いています。
ですので、シングルプレス2番刈の前にミックス牧草を検討するのがいいかもしれません。

■購入先
PREMIUM MIX / チモシーを食べなくて悩んでいる方向け。魔法の様な牧草

チモシーがダメな時の最終手段はオーツヘイプレミアムに頼ろう

草食動物にオススメなのはイネ科の1番刈チモシーなのですが、グルメな草食動物はどうしても食べてくれない時も多々あります。

「もう何をやっても食べてくれないなぁ。」となった場合にオススメなのがオーツヘイ牧草です。

基本的に市場のオーツヘイは品質よりコスト重視で輸入されているために、黄色のオーツヘイが主流です。オーツヘイは穂の部分の麦を栽培している牧草です。お米と同様で麦の収穫時には茎や葉は黄色くなります。
麦を栽培したあとの茎を牧草として輸入しているので当然コストが安く黄色になります。

しかし、エクストレベルでは産国の契約農場に麦が実る前の緑のオーツヘイを特注で栽培しているため「香りが良く鮮度の高い緑の多いオーツヘイ」をお客様に提供しております。

特徴としてオーツヘイ牧草は穂の部分に糖が多いためチモシーよりも嗜好性が高いですが、イネ科であるため繊維質も少なくないのでチモシーがダメならオーツヘイ牧草の選択をしましょう。

■購入先
OAT HAY PREMIUM / 穂の部分が少ない緑のオーツヘイ

高齢の小動物や柔らかなチモシーを探しているならソフトプレスを選ぼう

もし、繊維質が多い固さのある牧草を多く残してしまったり、全く食べない場合は噛む力が弱く食べにくい。ということもあります。
そういう時にオススメなのが「ソフトプレス」というチモシーです。

チモシーは輸入時に圧縮されます。その圧縮が強ければ強いほど牧草を潰すので粉々になり繊維質も壊れます。
「シングルプレス=固くしっかり=繊維質含有量が最も多い」
「ソフトプレス=シングルよりも柔らかい=シングルより繊維質が少ない」

他にもダブルプレスなどがありますが繊維質の含有量が少なくなるので、エクレベのプレミアム加工牧草は上記の2種類のみ使用してます。

チモシーの粉が多くなり繊維質が少ないダブルプレスよりも、ソフトプレスは圧縮が弱いので「繊維質の含有量と粉の少なさがオススメのポイント」です。

もし、シングルプレスの固さがあるチモシーが苦手という場合はオススメの牧草です。

■購入先
PASTURE PREMIUM FEEL / スッキリ快腸。繊維質が豊富な1番刈チモシーソフト
PREMIUM SHORT 2ND / 茎まで柔らかな2番刈チモシーソフト

子ウサギや病後、食欲低下にはアルファルファが必須

アルファルファ牧草は他品種の牧草に比べ「カルシウム」「タンパク質」など栄養価の高い牧草です。また、チモシーと比べて香りが強いので嗜好性もあります。

多くの栄養を必要とする子ウサギや病後や食欲低下時期に適した牧草なのですが、栄養価が高いので消化器に負担がかかります。また、ウサギはカルシウムを尿に排泄するので尿路結石の原因にもなります。「食べ放題にする」「メインとしてこればかり使用する」この様な使用はお止めください。

アルファルファ牧草は与えてはダメな牧草というわけではなく、与えすぎが良くないだけです。

給与の際はおやつ程度に与えたり、給与の間隔を空けたりなど注意して使用すると問題ありません。

エクレベのアルファルファは市場では手に入れづらいシングルプレスを使用しているため、葉崩れが少なく香り豊かで嗜好性と栄養価に優れたアルファルファです。その鮮度の良さは新刈時期なら花が残っている程です。

■購入先
ALPHA PREMIUM / 葉が崩れていない。嗜好性の高い栄養マンテンな牧草の女王

小動物が牧草を食べない。とどうなるか!?

ウサギなどの草食動物はほぼ草から栄養を摂取するので消化器官が肉食動物とは異なります。
消化器官を活発に働かせるためや食滞の予防のため「繊維質」が最も重要
ですので、牧草をメインとした食生活にしなければ、消化器官の動きが弱まり様々なトラブルに繋がります。また、繊維質の豊富な牧草は咀嚼回数が増えるので不正咬合の予防になります。

きちんとした知識をつけペットの健康のために良質な牧草を食べさせましょう。

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